覆面調査をするうえで心がけること
覆面調査は企業が自社のサービスや商品の質を向上させることを目的として行っているものです。
調査に参加してくれた人からのレポートは、重要な生の声として会社に利用されることになります。
ただ報酬を欲しいと思うのではなく、期待して改善してもらいたいと思える案件に参加することで、双方にとってのメリットがより大きくなるのが特徴です。
日頃から利用しているサービスで覆面調査が行われていたら、参加してみるのも良いでしょう。
案件自体は難しいものは少なく、単発のアルバイト気分で行うことができるものも多くあります。
企業にとっても有意義なものとするため、いくつか守らなくてはならないこともあります。
絶対にしてはいけないことは、自分が覆面調査でやってきたということを店側のスタッフに知らせたり、気づかれないように振舞わなくてはならないことです。
もし調査されているとわかってしまえば、店側のスタッフはいつもと違う対応をしてしまうかもしれません。
それでは調査の結果が実態と乖離してしまい、サービスや商品の質向上に役立てることができなくなってしまうのです。
調査後のレポートの書き方も重要です。
なるべく客観的な目線で書くようにし、例えば同じような案件をいくつも行っている場合は、基準を決めて書くようにしましょう。
好きなお店だからと言って贔屓する必要はありません。
悪いと感じたことはしっかりと伝えるようにし、改善に役立ててもらえるようにするのが調査の目的なのです。